当院のインプラント特長

リラックス麻酔(静脈内鎮静法)

麻酔医

ピュアデンタルクリニックでは、眠った間にインプラント治療が終わっている麻酔方法、『静脈内鎮静法』を導入いたしました。『静脈内鎮静法』とは、麻酔薬を静脈に注射することによって、不安や恐怖を取り除く方法です。

これにより、患者さんは術中の事を全く憶えておらず、目が覚めた時には治療が終わっているリラックス治療をお受けいただくことが出来ます。

インプラント治療自体は、通常の局所麻酔で十分に行うことができる治療ですが、極端に痛みが怖い方や恐怖心のある方にはおすすめのオプション方法となっております。

うたた寝のような状態・リラックス麻酔

うたた寝

静脈内鎮静法は、インプラント等における外科治療中の不安・恐怖心・緊張感をやわらげ、リラックスして治療を受けることができる麻酔方法です。治療中、患者さんは、例えるなら「うたた寝」をしているような感覚です。

医科などにおける全身麻酔とは違い、麻酔中の意識はございますので、治療途中の「お口を開けてください」といった、こちらからの呼びかけにも反応することができ、お話もできます。

リラックスする効果の他、この静脈内鎮静法の大きな特徴が「健忘効果」と「経過時間の麻痺」です。治療中の会話や出来事を覚えていないことも多く、治療後に麻酔から覚めると「もう終わったのですか?」という感想を持たれる方が多くいらっしゃいます。

静脈内鎮静法が適している方

痛いのが苦手
  • 歯科治療恐怖症の方
  • 治療のとき「オエッ」となる方
  • 長時間の手術を受ける方
  • 侵襲の大きな手術を受ける方
  • 歯科治療時のストレスを減らしたい方

患者さんの感想

静脈内鎮静法の効果は、患者様の性格に依存する部分もありますが、おおむね『不思議・・・』『楽だった・・・』との感想が得られます。(たまに、いびきをかいて寝ていても『ぜんぜんきづかなかった』とおっしゃる患者様もいらっしゃいます)静脈内鎮静法を併用する治療は、自由診療になります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

歯科麻酔認定による監視

モニター

当院の静脈内鎮静法は、経験豊富な歯科麻酔認定医が専任で、生体情報モニターを利用し、患者様のお身体の状態をチェックします。

このモニターで血圧や脈拍、酸素飽和度等をチェックして、患者さんに異常が生じていないかどうかを確認しながら治療を進めていきます。

担当:日本歯科麻酔学会認定医・白石直之(しらいしなおゆき)

長崎大学歯学部卒。長崎大学歯学部病院歯科麻酔科に5年間、長崎大学歯学部第一口腔外科学教室に8年間勤務した後、株式会社デンタルユーフォリアを設立。代表取締役。

静脈内鎮静法の流れ

  1. 血圧計などのモニターを装着します。
  2. 点滴を打って、静脈路を確保します。
  3. 点滴の中に、麻酔薬を投与します。
  4. お薬の効果を確認して、局所麻酔を行い、処置を開始します。処置中も、必要に応じて薬剤の量を調節します。
  5. 静脈から投与する麻酔薬は、意識のコントロールのみなので、痛みは取れません。処置中痛みがある時は、随時、局所麻酔を追加します。
  6. 手術の終了後、ふらつきや眠気が回復するまで休んでいただきます。

治療のあとは…

帰宅の際、自動車などのご自身での運転は避けてください。公共交通機関をお使いいただくか、もしくは付き添いの方による送迎をお願いします。

リラックス麻酔を導入した経緯

ドクター菅鉢より
▲DR.菅鉢より一言

インプラントは、抜歯よりも負担の少ない施術方法なのですが、歯科に対して恐怖感を持つ患者さんはたくさんいらっしゃいます。インプラントとなると、その怖さは増すのだと思います。

また、口の中に物を入れると「オエっ」となる嘔吐反射を持つ方は、治療自体がままなりません。

そのような方々にも安心してインプラント治療をお受けいただきたいとの思いから、今回、静脈内鎮静法を導入いたしました。麻酔医の元、血圧計や生体情報モニターで全身を管理しながら安全に麻酔をかけていきますのでご安心ください。

この麻酔を導入後は、たくさんの患者さまから好評を得ており、お喜びの声をいただいております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

CT撮影 3D画像による診断

プロマックス3DS
歯科CT撮影

当院では歯科用CT「プロマックス3DS」を導入しております。インプラント治療において、正確な診断と安全確実な治療のために歯を支えている周りの骨の状態、神経の位置などを知ることはとても重要です。これからのインプラント治療にCT撮影・診断はかかせません。

従来のCT撮影をする場合、患者さまご自身に大学病院などCTを設置している総合医療施設まで通っていただく必要がありました。装置も医科用の大型のもので断層幅も大まかで、データ解析にも時間を要していたことから、気軽に撮影できるとは言えず、患者さまにもご負担がかかっていました。

院内に歯科用CTを導入することでこれらのストレスがなくなりました。医科用CTよりも精度が高く、即座にシミュレーションが可能、通常のレントゲン撮影と同じ感覚で座ったまま気軽に撮影、といった特徴があります。

包括的診断に役立つ歯科用CT

インプラント治療に限らず、歯科用CTは以下の診断にも役立ちます。

CTによる3D診断
  • 歯周病・虫歯の術前診断
  • 歯列矯正の術前診断
  • 歯科治療後の予後の確認(不具合の有無の確認)
  • 親知らず・埋伏歯などの過剰歯の有無、チェック
  • 顎骨の骨密度、腫瘍・できもの等の病変のチェック
  • かみ合わせ・顎関節症の診断

以上、CTを導入する歯科医院が増えてきいるのは、このような診断にも威力を発揮するからです。症状の早期発見や予防処置にも役立ちます。

歯科医院におけるCT導入は、歯科治療全体の安全性や診断の幅を広げる重要な役割を担っていると言えるでしょう。「医療施設の充実」と言った意味では、CTを導入しているかどうかは歯科医院を選ぶ選択基準の一つとなるといっても過言ではないかと思います。

3次元シミュレーション シムプラント

シムプラント

シムプラント(SimPlant)は、CT撮影のデータを再構成した3D画像により、多角的な測定やインプラント埋入シミュレーションを実現します。

下顎管は線描画機能で見やすく表示し、埋入位置までの距離や頬舌的位置が的確に把握できます。
上顎では、複雑な骨形態が明確になるだけでなく、上顎洞炎、嚢胞、粘膜肥厚なども術前に発見しやすくなります。さらに、ソケットリフトやサイナスリフトなどの骨造成治療に必要な骨体積も計算できます。

3Dの立体画像により、分かりやすくご理解いただけます

シムプラント

CT撮影した顎や歯のデータをもとに、さらに詳しい3Dの立体画像で解析し診断使います。インプラントの安全性を語る上でもっとも気を付けなければいけないポイントが神経の位置、血管の位置、上あごにある空洞の位置です。例として、

  • 下顎の神経がインプラントを埋入する位置に非常に近い場合
  • 上顎の骨が薄く、空洞(上顎洞)に骨造成しないといけない

…等々のようなケースにおいては、術前シミュレーションでより安全な手術を実現することができます。

3Dによる立体画像で、顎の骨の状態が、見た目にも分かりやすくご説明できることと、ドクターにとっても手術のイメージがよりつかめるメリットがあります。

キチンとした情報を患者さまに提示できます

ドクター菅鉢より

インプラントは口の中にある骨の部分に埋め込んでいきますが、その際に一般的なレントゲンでは2次元的(平面)にしか判断する事ができません。それを3次元的(立体的)にわかりやすくしたものがシムプラントCT診断です。

これを行うことによって、インプラントを埋め込む場所の骨の固さ、大きな神経のあるリスク高い場所の把握、実際に埋め込む場所にきちんと骨があるか…等の情報を手術前に確認することができます。それにより、手術時間の短縮、患者様へのきちんとした手術内容の説明も行うことができます。

これは、あまり派手なことではないですがとても大切な診断だと自分は力を置いています。これをすることで毎回、インプラント治療の手術前シミュレーションをするたびに、新しい治療技術を考えだすことができます。インプラントは手術前の診断でほぼ決まると言っても過言ではないと思います。

このようにきちんと資料を提示してもらえる医師のところで患者様も治療を受けられれば安心だと自分は考えます。

菅鉢院長 CTインタビュー

見た目も回復する審美インプラント

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1日(即日)で噛める日帰り治療

最近では、インプラントを埋入してその日のうちに歯を作ることができるようになりました。
顎骨の状態によりますが、ケースによっては即日に噛むことができるようになります。

インプラント治療後のその日から食事が可能

即日インプラント

即日(即時)インプラントは即時荷重法とも言われ、インプラント埋入のその日から白い仮歯の装着までを行えるため、施術を行った日から仮歯が機能し、普段どおりの食事をすることが可能となりました。

従来のインプラント治療法ではインプラント埋入手術を行った後、3~6ヶ月の治療期間に骨とインプラント体が結合するまで待またければなりませんでした。

しかしここ数年、出来るだけ早く患者様が快適噛めるような新しい手術方法として開発され、臨床データも増え、エビデンスに(学術的・科学的根拠に)基づいた治療方法となっております。

この即日インプラント法は 手術後、わずかな時間で仮歯が入り、食事が出来る というのが一番のメリットです。

なぜその日のうちに噛めるの?

即日インプラントは…
「インプラントの埋入時に初期固定が得られるため、その日のうちに噛める」
… ということです。

言い方を変えれば、即日インプラントでもっとも必要な条件は何かと言えば「埋入時に“良好な初期固定”を得られること」 にあります。

即日インプラント法は診査診断時に骨質のよいところを選んで埋入し、この「初期固定」を得ます。この初期固定が、埋入後のインプラント(チタン)と骨がくっつく(オッセオインテグレーション)作用にとても重要な役割をはたします。

患者さまのお口の状態(骨質・骨量・上顎洞などの状態)を厳密に診査・診断することによより、即日インプラント法が可能かどうかがわかります。その患者さまにあった治療を選択することが大切だと考えています。

オールオン4

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骨がない場合 骨造成治療

ソケットリフトやGBRによる骨造成治療

今まで骨がなくインプラントができないと言われてできなかった方や
長期間放置して治療していなかった方

あごの骨がうすい、足りないと言われた場合でもあきらめないでください。当院では緻密な診査・診断・治療計画のもと、上顎の骨量が少ない場合の骨造成治療(ソケットリフトやGBR)にも対応いたします。骨がないとあきらめていた方でもまずはご相談ください。

骨造成法の種類には以下のようなものがあります。

ソケットリフト(上顎洞挙上術)

インプラント治療を行うにあたり骨の幅や高さがない場合、インプラント治療ができない場合があります。上顎においては上顎洞という空洞があり、インプラント治療を難しいものにしてしまいます。この空洞に骨を造成してインプラント治療を可能にするために行うものです。

ソケットリフト1

歯を失った部分の骨の高さが足りません。高さが5mm以上あればソケットリフトの適応となります。

ソケットリフト2

埋入するための穴を形成し、専用の器具を使って、シュナイダー膜を押しあげてゆきます。

ソケットリフト3

人工骨または自家骨を補充します。

ソケットリフト4

その穴にインプラントを埋入します。

GBR(自家骨・人工骨移植)

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。

GBR 骨を補填
GBR 人工膜
GBR完成

ソケットリフトによる奥歯のインプラント症例

奥歯のインプラント症例 術前から術後へ 奥歯のインプラント症例

奥歯のインプラント症例 術前から術後へ 奥歯のインプラント症例

右上に1本のインプラントをした症例です。患者様自身、虫歯で奥歯を失ったため、食生活や、他の歯への負担、歯の移動などを不安なされていたため、インプラントの選択を行なわれました。
術後の写真は、インプラント植立を行なった後6ヶ月後に被せものをはめた状態です。

治療
内容
インプラント 歯の無い場所、もしくは保存不可能な歯を抜歯した場所にチタン金属性の人工歯根を埋めいれ、それを土台にして人工の冠歯をかぶせて、見た目や咬合を回復する方法。
骨造成 骨補填材または自家骨を切開した歯茎や骨にあてがい、縫合後数ヶ月待って歯茎や歯槽骨の回復を促す治療方法。
自費診療 インプラント、骨造成治療は自費診療となり健康保険対象外です。
治療費 インプラント 425,000円(税別)
骨造成 骨造成法ソケットリフト:100,000円(税別)
治療期間 約6ヶ月
主なリスク
副作用
インプラント インプラントのリスク・副作用についてはこちら
骨造成
  • 外科処置が必要です。
  • 骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。
  • 個体差やケースによっては、治療計画通りに骨が作られないことがります(骨吸収)。
  • 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。

レントゲン写真

ソケットリフト

左上の一番後ろの奥歯がほとんどで虫歯で抜歯となりました。この部分に対してインプラントをしていくのですが、基本的に上顎には、下顎よりも長めのインプラントを埋入します。その際に上顎には上顎洞という空洞の部分があるのですが、ここには骨がありません。

ソケットリフト

抜歯後、上のレントゲンでは、右上の方に横に走る白い線が見えます。これが上顎洞の下底になります。そのため、ここに長めのインプラントを埋入すると上顎洞に触れる恐れがありますので、上顎洞の所にインプラントの埋入と同時に骨をつくるのが上顎洞挙上術です。

ソケットリフト

そこに対して、細い専用の道具でインプラントの入る通路を形成していきます。次のその先端部分から人工の骨を入れて行きます。

ソケットリフト

上のレントゲンの太い棒の先の部分に上顎洞の下底を貫通して白く顆粒上の物が写っているのが見えます。これが、人工骨を入れた部分になります。この分、インプラントが入るスペースが出来たので、ここに埋入していきます。

ソケットリフト

こののち6ヶ月ほど骨の成熟とインプラントと骨の結合を待ち、上の被せものを作って行きます。

ソケットリフト

今回使用したインプラントは、3iの新型インプラントのプリベールというもので、できるだけ周囲の骨が減少しにくくなるように設計されているインプラントです。

入れ歯によるアタッチメント

⇒ インプラントで固定する入れ歯はこちら

遠方の患者さまの来院

熊本県熊本市水前寺に位置するピュアデンタルクリニックでは、開院以来、県外からも数多くの患者さまが来院なさっております。今現在、熊本県内はもとより、九州全域に数多くの歯科医院、インプラント歯科医院が存在しますが、それでも遠方から足を運んでくださっていただいている理由を以下に考えてみました…。

専属の歯科技工士による立ち会い

専属の歯科技工士が自ら診療に立会い、患者さまの口腔内を拝見いたします。色味や質感、形など、技工士が目視で情報を収集、ドクターとの念密な打ち合わせのもと、本物の歯と見分けがつかないほどの被せ物を製作・ご提供いたします。

この技工士が立ち会うことができる歯科医院は限られております。歯科医院を選ぶ基準として患者さま側は、腕のよい相性のよいドクターと出会うことも大切ですが、腕のよい技工士と出会うということも大切だと言えるかと思います。

外科処置後は休日でも消毒などに対応

休日でも消毒などに対応

例えば休日前の土曜日にインプラントオペ(外科処置など)があった場合、日曜の午前中でも消毒の処置などに対応しております。

オペの次の日にはなるべく消毒に来ていただいておりますので、そのよなう患者さまには休日対応をして万全の体制を整えております。

お口のトータル治療への対応できる(全顎治療)

全顎治療

たとえば「前歯2本だけ」といった一箇所の局部(部分)的な治療ではなく、お口全体の治療(全顎治療、フルマウス治療といった言い方をします)をお受けいただき、インプラント、矯正治療、審美修復治療などを複合的に施すことで、機能的にも見た目的にも、今まで以上により審美的な治療結果を得られる可能性が高くなります。

また治療期間と一回の施術時間を多めにおとりすることで、担当歯科医師や病院スタッフとのコミュニケーションがより多くはかれ、よりよい治療結果が期待できます。

当院では、人前に出てお仕事をされる芸能人の方々やスポーツ選手など、より審美的な治療結果を求められる方々に対しての治療実績がございます。豪華なエントランスやフロント、リクライニングルームやヒーリングミュージックなど、見た目の華やかさはございませんが、歯科医師と歯科衛生士、優秀な歯科技工士のスタッフ一同、患者さまの満足度を向上させるために精神誠意ご対応させていただきます。
患者さまのご希望と、口腔内の症状にあわせた治療プランをおつくりいたしますので、お気軽にご相談ください。

チームスタッフによるホスピタリティの配慮

ホスピタリティ

足を運んでくださっている患者さまには「どこのクリニックよりも気を使おう!」と心がけております。「同じ内容の治療でもピュアデンタルさんのほうが安心するのよね」といっていただけることにスタッフ一同喜びを感じております。

当院には難しい院内対応マニュアルは存在しません。患者さまとの世間話から何気ない気づかいが生まれます。医療サービスという観点から考えれば当然のことなのかもしれません。

遠くはフェリーを使ってのご来院も…

ドクター菅鉢より

ピュアデンタルクリニックでは、遠くの患者さまはとある場所からフェリーを使って来院されている方もいらっしゃいます。

歯周病で来院し、インプラントで今では、好物のスルメもよく噛めるようになられた患者さんからは、「歯に関しては、死ぬまで先生にみてもらわないと!」とよく言ってくださいます。自分はそのように言っていただいて、いつもエネルギーをいただいています。
これからも、もっともっと勉強してこのようなお言葉をたくさんいただけるようにがんばっていきたいと思います。

インプラント治療の流れ

症状の進行具合やお口の状態によっても治療内容も変わりますが、ここでは一般的な診療の流れ(初診からアフターケアまで)についてご紹介していきます。

初診・相談

初診・相談 インプラント治療についてのご相談とご説明を行ないます。
どのような治療をお受けになりたいのか?
患者さんと一緒になって最適な治療方法を判断します。

診査

診査 病歴や健康状態の問診、歯型の採取、 お口の中の写真撮影、レントゲン撮影、 骨の状態や治療内容によってはCT撮影という顎の骨の断層撮影を行います。

診断と治療計画

診断と治療計画 診査の結果を踏まえて治療方針を決定し、説明をします。

1次手術(インプラント埋入)

インプラントオペ 準備が整い次第、個人に応じたインプラント体を選択し、インプラントを埋入します。

治癒期間

定期的な健診 術後、インプラントが顎の骨にしっかりと結合するまで、上の歯は6ヵ月、下の歯は3ヵ月待ちます。
骨を造る症例によっては治癒期間が長くなることもあります。

2次手術(頭出し)

歯の装着 インプラントが完全に骨と結合したのを確認し、出来上がった土台の上に、頭だしをします。

治癒期間

歯茎の治癒を待ちます。

上部構造印象

上部構造印象 被せものの型を取ります。
型を採取後、技工士さんが色や形、噛み合せをみます。

完成

メインテナンス いよいよ完成です。見た目も、使い心地や感触も天然歯とかわらないのが「インプラント」です。これからは食べる喜びや素敵な笑顔を十分楽しんで下さい。

メインテナンス

メインテナンス 治療後は数か月に一度、定期的に検査とメインテナンスを行います。

よくあるご質問

ここではインプラント治療にあたって患者さまからよく寄せられるご質問についてお答えしております。インプラントをお考えの方はぜひご参考になさってください。

インプラント治療を行うのに痛みはありますか?
術後に出すお薬
▲インプラント術後に出すお薬
インプラント手術は、十分な局所麻酔で行うため、痛みは抜歯と同じ程度でほとんどありません。インプラント埋入に伴う不自由さや痛みの程度、およびその継続期間は臼歯の抜歯と同じくらいとお考え下さい。また、当院では痛みを軽減する様々な方法を行っています。治療後も炎症や痛みを抑える抗生剤や鎮痛剤のお薬をお出ししております(お薬代はインプラント治療代金に含まれております)。通常の歯科治療と同様の外来処置になりますので術後も通常通りの生活が可能です。
インプラントの手術はどれぐらい時間がかかりますか? 痛くないですか?
手術に要する時間は、およそ1時間程度で終了します。またきちんと麻酔をかけて行いますので、リラックスした感覚で手術を受けることができます。
インプラントの治療期間はどれくらいですか?
インプラントの手術自体は数時間で終了し、入院の必要はありません。術後は経過観察のために通常4~6ヶ月間の通院が必要です。ただし、症状によって治療期間が異なりますので、事前に担当医に確認しましょう。
インプラントの費用は高くないでしょうか?
症状や治療の内容により負担費用額は異なります。インプラント治療には健康保険が適用されませんが、医療費控除の対象になることもあります。また当院ではローン利用が可能です。インプラントは適切なアフターケアを行えば、長期的に渡って機能しますので、その分一概に高いとはいいきれないものがあると思います。1本当たりの費用は、250,000円~となっております。
インプラントって金属ですか? 身体に害はないのでしょうか?
インプラント(人工歯根)はチタン製です。チタンは人体との親和性がもっとも高い金属で、その特性から医療の現場で多く使われています。インプラント治療はこのチタン製人工歯根をアゴの骨に埋め込みますが、身体に影響を及ぼすことはありません。
面倒なアフターケアはありますか?
特別なアフターケアの必要はありません。インプラントは普通に歯磨きをし、半年または年一回の定期健診だけで、長期に渡って使用できます。40年以上経っても問題なく機能しているという報告もあります。
以前インプラント治療は無理だと言われましたが、絶対に無理でしょうか?
現在はインプラント治療の技術も大変進歩し、人工の骨なども造れるようになりました。当時無理だと診断された場合でも、治療可能な場合もあります。一度受診をお勧め致します。

当院インプラント7つのお約束事

審美インプラント歯周病クリニックでは患者さんに安心してインプラント治療をお受けいただけるよう7つの事項をお約束いたします。

高い治療レベル

高い治療レベルインプラント治療の技術は日進月歩です。業界では常に新しい技術や治療コンセプトが生み出されていますので、ドクターは常にインプラントの講習会・研修会に参加し、新しい技術を取り入れ、知識のアップデートをし、臨床にフィードバックしております。

また専属の歯科技工士立会いのもと、審美的にも機能的にもご満足いただけるセラミック歯をご提供・セッティングしております。

カウンセリング・お見積もりをしっかりといたします

カウンセリング・お見積もり

初日のカウンセリング時には患者さんのお話をじっくり伺い、必要に応じて細かい診査をいたします。患者様の十分なご理解とご了承が得られていない段階で治療を進めることはありません。

そして後日、患者さんに合った最善の治療計画と見積もりをお知らせいたします。その際、治療方針・方法・治療期間・費用・結果についてわかりやすくご説明・ご提示いたします。

アフターフォローをしっかりといたします

アフターフォローインプラント本体・被せ物は当クリニック独自の5年保証をお付けしておりますのでご安心下さい。また当院では定期的メインテナンスに特に力を入れております。医師及び国家資格を持った歯科衛生士が長期的にメインテナンスによるアフターフォローをさせていただきます。

万が一、未成功の場合もご安心ください

万が一、未成功の場合も一般的にインプラントは、患者様の体質の理由等、まれに骨と結合しないケースがあります。その場合、患者様との相談の上、無償にて再手術をさせていただいております。

日常生活に支障の出ないような治療計画を立案いたします

日常生活に支障の出ないよう最終的に入るセラミックの歯を美しくキレイにセットするのはもちろんですが、当院ではインプラント埋入後の仮歯対応や、なるべく痛みや腫れの少ない治療結果を心がけております。

治療期間中もその方のライフスタイルも考慮して、なるべくお仕事など生活に支障のないように見た目を考慮した治療を進めます。

他院で入れたインプラントにも対応

他院で入れたインプラント他院で入れたインプラントにも柔軟に対応いたします。埋入後のトラブルや、セカンドオピニオンなども受け付けております。

残せる歯は最大限残します

残せる歯は最大限残します当院はインプラント治療を得意としてはおりますが、安易な考えでの抜歯は決して行いません。
歯を失う最大の原因である歯周病治療・予防・再生治療にも特化し、残せる歯は最大限に残すことに重きを置いております。

レーザー治療

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オリジナル小冊子のご案内

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インプラントについて

歯科

歯科インプラント治療の仕組みは、生体に馴染みがあり、骨とくっつく作用のあるチタン金属素材のスクリューを歯を支える歯根の代替えとして埋め込み、その上に自然な人工歯で回復させる方法です。

インプラント自体は小さなネジで出来ており、侵襲は抜歯よりも低く、局所麻酔を十分にして治療を行うため、また 当院では、CT撮影・診断をして顎の骨の奥行きや厚み・高さを確認して行うため 、安全な治療方法です。

義歯(入れ歯)やクラウンブリッジの治療の欠点や難点と比べ、世にある咬合回復の治療法の中では一番咬み合わせを回復することの出来るメリットの多い治療法と言えます。

ピュアデンタルクリニックでは、 下記の実績と普及率の高い信頼のあるインプラントメーカー を採用し、皆さまに喜ばれております。

臨床実績(3iインプラント・メーカー調べ)

  • 5年間の成功率 97.2%
  • 負荷後5年間の成功率 99.4%
  • 骨質不良部位での4年間の成功率 98.6%
  • 2ヶ月後早期負荷での3年間の成功率 97.8%

また、見た目も自然でどの歯がインプラントなのか分からないレベルにまで技術は進歩しています。当クリニックでは、インプラント治療の際に シムプラント(Simplant) と呼ばれるソフトを導入し、患者様の安全を第一に考えた治療を行っております。

インプラントのメリット

噛むことのできる喜び

しっかりと歯槽骨に固定されていますので、ぐらぐらすることがなく本来の自分の歯と同じようにしっかり噛むことができます。

健康な歯はそのままに

入れ歯やブリッジと異なり、他の健康な歯を傷めたり削る事がありません。また他の歯への負担もありませんので、本来の噛み合わせを維持する事ができます。

審美面での自信

インプラントは機能も然る事ながら、審美面においてもその他の治療に比べて大変優れています。口元のコンプレックスも、これからは満面の笑顔に変わることでしょう。

歯科インプラント・治療方法の例

前歯を単体で1本失っている場合

今までの治療であれば、前歯を失った場合の一つの治療選択肢はブリッジでした。しかしブリッジは失った両隣りの健康な歯まで削る必要がありました。インプラントを選択すれば、健康な歯を削ることなく本物の歯と見分けがつかない程の歯を回復する事が可能です。

前歯を1本失った場合

奥歯を数本失っている場合

奥歯を1本から数本失っている場合の治療選択肢の一つが部分入れ歯です。しかし部分入れ歯は、義歯を固定するための金属のバネを使用するため、お口の中の違和感、バネをかける歯に負担、見た目が気になる、…などの問題がありました。歯科インプラント治療を選択すれば、金属のバネはありませんし、違和感もありません。顎の骨にしっかり固定され、天然の歯と変わらず普通に食事が可能です。

奥歯を失った場合

全ての歯を失っている場合

全ての歯がない場合の治療選択肢は、総入れ歯でした。従来の総入れ歯では、お口の中でズレたり、食べ物が挟まって痛みを生じることがありましたが、歯科インプラント治療を選択すれば、そのようなこともありません。ご自身の歯と同じように、しっかり噛むことができて、入れ歯のようにずれたり外れることもなく、食事を安心して楽めます。

全ての歯を失った場合

また、インプラント治療は、以下のように総入れ歯を強力に固定し、安定させるために使われることもあります。

総入れ歯を安定させるためのインプラント治療法

詳しくは、 インプラントによる入れ歯のページ をご覧ください。

インプラントの治療内容・主なリスク・副作用など

  • 歯科インプラントとは歯を失った場所に対し、チタン製金属のインプラント(人工歯根)を埋入固定し、その上に被せ物(上部構造・クラウン)を固定し、咬み合わせ等の口腔機能や見た目を回復する歯科口腔外科手術です。
  • インプラント治療は健康保険が効きませんので自費診療となります。
  • 歯科インプラントは外科手術を伴います。
  • 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
  • インプラントを固定するために骨造成治療が必要となることがあります。その場合、別途骨造成の費用がかかります。また骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。骨造成が先に必要となる場合、インプラントがすぐに埋入できないことがあります。
  • 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、インプラント治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
  • 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、インプラント治療がすぐにできない事があります
  • 血管損傷・神経麻痺のリスクが伴います。これは血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでこのトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
  • 上顎にインプラントを埋入する際は、上顎洞膜を破る可能性があります。その場合、他に埋めることが可能な場所を検討します。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
  • お身体の状態や細菌感染により、術後インプラントが骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
  • 口腔内の衛生状態が悪い方、歯ぎしり、くいしばりの強い方はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性があります。日ごろから丁寧なメインテナンスが必要となり、咬合調整やナイトガード(マウスピース)の装着も必要になる場合があります。
  • 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方はインプラントが受けられません。

当院では、上記のようなリスクや副作用が起こらないよう、事前診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全性を期したインプラント治療を心がけております。

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