歯ぐきの黒ずみ・着色のご相談では、多くの原因が、主に以下の2種類に分けられます。

(1)喫煙などによるメラニン色素の沈着による黒ずみ
(2)保険の差し歯などの金属による歯と歯ぐきの境目に起こるブラックマージン

それでは、上記2点の原因と改善する治療方法についてご説明していきます。

(1)メラニンによる黒ずみを除去

歯ぐきの黒ずみ 術前術前から術後へ歯ぐきの黒ずみ 術後

メラニン色素により、歯ぐきの色がくすんでいました。
レーザー照射を上顎、下顎と2回に分けて行い、メラニンを除去。

治療内容 歯ぐきのメラニン除去法は、レーザー照射やエタノール・フェノールなどの薬剤を使用し、歯茎の黒ずみや変色を除去し、見た目の回復をはかる治療方法です。
自費診療 歯ぐきのメラニン除去法は自費診療となり健康保険対象外です。
治療費 15,000円(税別)
治療期間 約1~3週間
主なリスク
副作用
  • 色素の沈着が深い方は1~3回の繰り返し除去が必要となることがあります
  • 施術後は2~3日ほど刺激のある飲食物がしみることがあります
  • 施術後は色の後戻りをすることがあります(喫煙される方など)

どうやって自然なピンク色にするの?

(1)レーザー照射による除去

レーザー機器

レーザー照射は当院が導入している最新設備のレーザー機器を使います。歯ぐきの黒ずみ(メラニン)の除去以外にも、麻酔、歯周病治療、歯根の治療、など様々な症例に対応でき、音や振動がなく痛みもほとんどありません。レーザー治療器は副作用がなく、妊娠中の方、高血圧の方、薬を服用中の方でも安心して治療をお受けいただける機械です。詳しくは「レーザー治療」のページをご覧ください。

(2)エタノール等による薬液による除去

薬液によるメラニン除去は、レーザーが一般的になる前から導入されていた方法ですが、こちらの術式のほうが場合によっては、キレイに除去できると日々の診療で実感しております。

いずれの方法も、表面麻酔で麻酔をしますので痛みはほとんどありません。

メラニン除去をお受けになられた後は…

治療後、1~2週間は刺激物を避けてください。一時的にメラニン沈着部分は白くなりますが、2~3日して皮がはがれ落ちます。その後1~2週間で元々の自然な歯茎の色になります。その間は辛いものや塩味の強いものがしみることがありますので注意してください。

*レーザー治療は保険外治療のため、いくらかの自己負担額をいただくことがございます。
治療方法でご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

(2)金属溶解による歯ぐきの境目の黒ずみ

次に多いのが保険の金属の差し歯などによって金属溶解がすすみ、歯ぐきの境目が黒ずんでくる症状です。これをブラックマージンといいます。この場合、金属を使わないオールセラミッククラウンなどの治療で解決いたします。

オールセラミッククラウン症例術前から術後へオールセラミッククラウン症例

詳しくは「セラミッククラウン」の治療案内ページをご覧ください。

治療内容 自分の歯を土台として、セラミック製の被せ物(冠)をかぶせて見た目や咬合機能の回復をはかる治療方法。
自費診療 オールセラミッククラウン法は自費診療となり健康保険対象外です。
治療費 125,000円(税別)
治療期間 約3ヶ月
主なリスク
副作用
  • 金属単体のクラウンより若干削る量が多い。
  • ごく稀に欠けたり壊れる可能性がある。
  • 神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがある

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